2007年6月号

T.繊維学会誌、繊維機械学会誌等に2007年5月号で掲載された化学繊維素材の紹介記事

1.繊維学会誌
(1) シルキー素材の変遷
  黒川浩亨、笠島昌俊、越智隆志、繊維と工業、Vol.63,No.5(2007)p125〜p127
 東レのシルキー素材の変遷を振り返ると、第1世代(1958〜1963年)は黎明期、第2世代(1964〜1987年)は天然繊維へ向かう進化、第3世代(1988〜1997年)は新合繊への進化、第4世代(1998年〜)はハイブリッド合繊への進化である。シルックシリーズの変遷は下図の通りである。

シルック・シリーズの変遷

図 シルック・シリーズの変遷

 シルック・デュエットは異収縮混繊技術に配向結晶化コントロール技術を組み合わせて誕生したものである。異収縮混繊技術の低収縮糸の収縮率をさらに小さくする検討を行い芯・鞘構造の原糸とし、芯部に特殊ポリマーを配し分子配向を大きく低下させることに成功した。
  シルック・デュエットμは、その繊度を約半分にしたものである。これらの技術とテキスタイル加工技術により、その嵩高性は絹織物の約1.4倍にすることが出来た。

(2) 高弾性率・低収縮ポリエステルタイヤコード製造技術
  矢吹和之、繊維と工業、Vol.63,No.5 (2007)p128〜p130
 ポリエステルの高強度化は固相重合により高重合度化し紡糸後に延撚機を用いて行われる。しかし、海外メーカーの技術動向からラジアルタイヤのカーカスに用いられるポリエステルタイヤコードに求められる性能は、高強度のみでは無く、低収縮率・高弾性率が強度を多少犠牲にしても求められることが分かった。当時、POYを用いることで低収縮性が得られることが分かっていたが、同時に繊維強度が低下するとの問題があった。東洋紡績では、その当時に開発していた溶融紡糸シミュレーション技術により、高重合度のままで強度を低下させることなく、低収縮率・高弾性率の繊維をスピンドロー法で得る方法を開発した。
  この開発において重要なことは、第1にユーザーニーズの変化の把握、第2にコア技術の重要性、第3に異業種(機械メーカー)との協業である。第1のユーザーニーズとは、当時海外の車の製造工程では塗装工程後の塗装欠点の処理にタイヤを装着したまま車をオーブンに入れて乾燥することが行われていたが、その時にタイヤコードの収縮率が大きいとタイヤコードのジョイント部がタイヤ表面に凹部を形成するという問題があったが、このような問題は国内市場のみでは把握できなかった。

(3) レーヨンで生まれ、ナイロンで育った東レ
  永安直人、繊維と工業、Vol.63,No.5 (2007)p131〜p134
 東レのナイロン事業をレビューしている。ナイロン6は自社技術で昭和26年より商業生産を開始したが、同年、デユポン社と10億円のライセンス料(東レの資本金7.5億円)でナイロン66の技術提携契約を調印した。ナイロンの発展と同時に紡糸機械の改良、PNCラクタム重合法の開発など様々な技術開発を行った。また、用途開発も積極的に進めた。1940年代に世に出たナイロンは既に65歳を迎えるが、その間技術も大きく進歩している。ナイロン糸の機能の進化は下図の通りである。

2. 繊維機械学会誌
(1) 開発の方程式−合繊の特化素材開発動向を30年間ウオッチして
  原田隆司、繊維機械学会誌、Vol.60,No.5 (2007)p253〜p256
 新商品の開発のポイントは次の通りである。

a) 新商品のコンセプト:技術〜有用性・機能性〜用途に新しいストーリーをつくる。環境(時 代の感性)の影響を強く受ける
b) 新たな発展=時代の感性(潜在ニーズ)×コア技術(得意技)+新技術
c) 技術のKFS(Key Factor for Success):K(極限化),F(複合化),S(ソフト化)
d) 目標(やりたいこと)一現状=課題→対策(できること)
e) 開かれた開発組織:多様な視点を入れる、異なる専門家の協力

新商品開発のプロセスは下図の通りである。


(2) クールビズ対応繊維素材群“クールサイエンス”
  山本慎太郎、繊維機械学会誌、Vol.60,No.5 (2007)p265〜p267
 東洋紡績では、クールビズ対応素材群を“クールサイエンス”と称している。評価項目は、吸水性、通気性、摩擦係数、放熱性、肌離れ性、衣服内湿度などである。快適性の評価技術は、発汗マネキンなどを用いている。機能商品群として、次のような素材がある。
  ドライファスト:Y型断面糸ポリエステルにより吸汗性が向上、
  ALSACE:長短複合紡績による多層構造複合紡績糸で糸の外層が親水性繊維、内側が疎水性繊維となっている。肌と衣服の間の液相/気相の汗を吸収し衣服の外へと速やかに移行させ蒸発させる。
  ツアクール:セレファイン複合紡績糸(通常のコアヤーンは芯のフィラメントが糸中心に位置しているのに対して、セレファイン糸の芯フィラメントはらせん状に配置している)+ミラクルケア加工により高い防しわ性を実現している。

U.化繊協会加盟会社の直近1カ月の特許出願状況 (5月公開分)
化学繊維及び化学繊維テキスタイル関係のみ
出願人 公開番号 発明の名称 課題
帝人 特 開
2007-131985
防視認性織物およびインテリア用品 紫外線カット性、採光性および防視認性に優れた防視認性織物およびインテリア用品を提供する。
【解決手段】有機系紫外線吸収剤を0.1〜5.0重量%含有しかつ艶消し剤を0.2重量%以下含有する繊維 形成性熱可塑性ポリマーからなり、フィラメント横断面形状が異型であるマルチフィラメント(A)を経および/または緯に配し、カバーファクター(CF)を800〜2500の範囲内とすることにより防視認性織物を得る。
特 開
2007-131959
熱可塑性樹脂強化用炭素繊維ストランドの製造方法 ポリアミド樹脂との接着性に優れるサイジング剤を付与した熱可塑性樹脂強化用炭素繊維 の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリウレタン樹脂を水に分散してなるサイジング液に炭素繊維 を浸漬してサイジング剤を炭素繊維 に付与するに際し、前記ポリウレタン樹脂のポリオール成分がエステル系、前記サイジング液中の粒子の平均粒子径が10〜80nm、前記サイジング剤の炭素繊維 に対する付着量が0.1〜5.0質量%、前記サイジング剤の軟化温度が50〜150とすることにより熱可塑性樹脂強化用炭素繊維 ストランドを製造する。当該炭素繊維 ストランドを配合した炭素繊維 強化熱可塑性樹脂は、フィラメントに炭素繊維 とマトリックス樹脂との親和性が高い樹脂が付着しているので、曲げ強度等の機械的強度に優れる。
特 開
2007-131697
繊維強化熱可塑性樹脂スタンパブルシート及び繊維強化熱可塑性樹脂成型物 ポリカーボネート樹脂をマトリックス樹脂としたスタンパブルシートの製造において、クレイズの発生し難い繊維強化熱可塑性樹脂スタンパブルシート、及び当該スタンパブルシートによって製造された炭素繊維強化熱可塑性樹脂成型物を提供する。
【解決手段】炭素系ナノフィラーを含有したポリカーボネート樹脂と炭素繊維 強化材とからなる繊維強化熱可塑性樹脂スタンパブルシート。当該繊維強化熱可塑性樹脂スタンパブルシートは、クレイズを発生し難く、これを熱賦型してなる炭素繊維 強化熱可塑性樹脂成型物は意匠性に優れる。
特 開
2007-131464
コンクリートの補強用材料 長期的にわたり機械的特性の優れたコンクリート等の補強用材料を提供すること。
【解決手段】繊維に熱可塑性樹脂、及び/又は熱硬化性樹脂が含浸された繊維収束物からなり、該繊維収束物の長さが4mm以上であり、且つ不揮発性の油が付着されている。
特 開
2007-126799
原着繊維からなる繊維構造体及びそれを用いた繊維製品 吸湿性に優れ、清涼感・冷涼感を有し、さらに審美性、鮮明性、染色湿潤堅牢性、耐光堅牢性といった特性にも優れた、原着繊維 からなる繊維 構造体及びそれを用いた繊維 製品を提供する。
【解決手段】原着繊維Aと、共重合ポリエステル原着繊維Bとからなる繊維構造体であって、該共重合ポリエステル原着繊維Bを構成する共重合ポリエステルが、ポリエーテル成分が側鎖に共重合されたポリエステルであり、該原着繊維Aの着色度Laと該共重合ポリエステル原着繊維 Bの着色度Lbとの差(Lb−La)が−20〜60の範囲にある原着繊維 からなる繊維 構造体。
特 開
2007-126785
繊維構造体及びそれを用いた繊維製品 吸湿性に優れ、清涼感・冷涼感を有し、染色湿潤堅牢性、耐光堅牢性といった特性にも優れた、維構造体及びそれを用いた繊維 製品を提供する。
【解決手段】イオン染料可染性繊維 と、共重合ポリエステル繊維 とからなる繊維構造体とし、該共重合ポリエステル繊維を構成する共重合ポリエステルを、ポリエーテル成分が側鎖に共重合されたポリエステルとし、該繊維 構造体がカチオン染料により染色した繊維 構造体とする。
特 開
2007-125153
中綿および繊維製品 ソフトな風合い、軽量保温性、吸放湿性に優れた中綿、および該中綿を含む繊維 製品を提供する。
【解決手段】単糸繊度が0.1〜1.5dtexかつ繊維 横断面中空率が40〜80%の中空ポリエステル短繊維 と、セルロース系短繊維 とで中綿を構成し、必要に応じて熱接着性複合短繊維 および/またはアクリル系樹脂を含ませて嵩性の洗濯耐久性を向上させる。
特 開
2007-119972
産業資材用繊維構造物 植物の生育に適しかつ長期間の使用に耐えうる産業資材用繊維構造物を提供すること。
【解決手段】合成繊維を主とする繊維構造物であって、該合成繊維 が320nm以上400nm未満の波長の光を吸収し、400nm以上の波長の光を放射するとともに、該合成繊維のカーボンアーク耐光試験機による100時間光照射後の強度保持率が80%以上であることを特徴とする。さらには、該合成繊維の全繰り返し単位の90モル%以上がエチレンナフタレート単位のポリエステルであることや、該合成繊維の強度が6.0cN/dtex以上であること、該合成繊維 が原着繊維 であることが好ましい。
特 開
2007-119971
合成繊維の製造方法 高融点の合成樹脂を溶融紡糸する方法であって、長期間安定して紡糸を行う事ができる合成繊維 の製造方法を提供すること。
【解決手段】融点が260〜300の合成樹脂を溶融紡糸する製造方法であって、紡糸口金の孔部長さLと孔径Dの比L/Dが4以上であり、紡糸剪断速度が500〜2000/sであると共に、口金面の温度を320〜350の範囲に制御することを特徴とする。さらに溶融温度Tが300〜330であり、口金面の温度が溶融温度の−10以上+40以下の範囲であることや、口金下に30〜500cmの加熱帯があり、該加熱帯温度が300〜420の範囲であること、口金の表面と合成樹脂との接触角が70〜90°であることが好ましい。また合成樹脂がポリエステル樹脂やポリエチレンナフタレート樹脂であることが好ましい。
特 開
2007-119571
ポリエーテルエステルエラストマー及び弾性繊維 本発明の目的は、高い弾性と熱安定性を兼ね備え、さらには耐光性も改善されたポリエーテルエステルエラストマー及び繊維を提供することにある。
【解決手段】ポリブチレンテレフタレートをハードセグメントとし、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコールをソフトセグメントとするポリエーテルエステルエラストマーであって、該ポリエーテルエステルエラストマーがチタン化合物を主たる触媒として製造されたものであって、かつ該チタン化合物に対して0倍モルを越えて1.5倍mol未満のリン化合物が含有されていることを特徴とするポリエーテルエステルエラストマー及びこのポリエーテルエステルエラストマーを紡糸してなる弾性繊維 。
特 開
2007-118216
炭素繊維強化熱可塑性樹脂テープ及びその製造方法 テープを材料に用いた炭素繊維 強化熱可塑性樹脂(CFRTP)成型物が高い曲げ強度を示す広幅扁平形状の炭素繊維 強化熱可塑性樹脂テープを製造する方法を提供する。
【解決手段】内部を走行する炭素繊維 4が溶融熱可塑性樹脂で含浸される溶融樹脂含浸装置6と、溶融熱可塑性樹脂中を通過して溶融樹脂が含浸された炭素繊維 4を引き抜く下流側スリットノズル12とを備え、前記樹脂含浸装置6の下流側端部にはノズル上部部材20及びノズル下部部材26が所定間隔離間して取り付けられると共に、前記ノズル上部部材20とノズル下部部材26との間隙を130μm以下にし、下流側スリットノズル12の下流にテープ冷却手段64、66を設けた構成の装置を用いて製造する。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
東レ 特 開
2007-13198
ポリエステル芯鞘複合繊維およびその繊維布帛 製糸工程や芯成分の除去安定性が良好であり、品位の優れた中空断面構造を形成し得るポリエステル芯鞘複合繊維と、そのポリエステル芯鞘複合繊維 を用いてなる繊維布帛を提供する。
【解決手段】ポリエステルを鞘成分とし、重量平均分子量500〜8000のポリエチレングリコールを8〜70重量%共重合させたポリエチレンテレフタレートを芯成分とし、繊維 横断面において該芯成分の一部が該鞘成分の開口部から繊維 表面に露出しており、かつ断面異形度が下記式(1)を満足することを特徴とするポリエステル芯鞘複合繊維 。 1.5 A/B 3.3・・・・・(1)(式中、Aは繊維 横断面における芯成分の内接円の直径(μm)を表し、Bは繊維 横断面における鞘成分の開口部幅(μm)を表す。)
特 開
2007-131979
セルロースエステル短繊維を用いた渦流紡績糸、その製造方法および渦流紡績糸を用いた布帛。 本発明の課題は、バイオマス系材料であるセルロースエステルを主成分としながら、柔軟性かつ熱可塑性に優れ、かつ適切な繊維長を有しているために、均一な糸条、好適な風合い、抗ピリング性を有するセルロースエステル渦流紡績糸を得ることにある。
【解決手段】 少なくとも一部のアシル基が炭素数3以上18未満のものであるセルロースエステルを主成分とする熱可塑性組成物からなり、伸度が5〜40%、繊維 長が25〜51mmであるセルロースエステル短繊維 をMVSにより製造する。
特 開
2007-131960
芯鞘複合型ポリアミド短繊維およびその製造方法 黄変も糸切れもないマテリアルリサイクルポリアミド短繊維 を提供する
【解決手段】製糸工程において発生するポリアミドの繊維 屑及びポリマー屑から得られるマテリアルリサイクルポリアミドポリマーを芯成分とし、フレッシュのポリアミドを鞘成分とする芯鞘複合型ポリアミド短繊維、および製糸工程において発生するポリアミドの繊維 屑及びポリマー屑を再度溶融しチップ化したマテリアルリサイクルポリアミドチップを芯成分とし、フレッシュのポリアミドチップを鞘成分として、複合溶融紡糸することを特徴とする芯鞘複合型ポリアミド短繊維の製造方法。
特 開
2007-130047
ワイピングクロスおよびその製造方法 吸水性、保水性、および拭取性に優れ、かつ洗濯耐久性に優れた、抗菌性および拭取性の高い拭取布帛であり、工業用または一般家庭用のワイピングクロスとして広範囲に用いられ、かつ、乾湿両用途において効果を発揮するワイピングクロスを提供する。
【解決手段】単繊維繊度が0.001デシテックス以上1.0デシテックス未満の極細合成フィラメント繊維(A)が50〜80重量%と、単繊維 繊度が1.0デシテックス以上10デシテックス以下の太さの合成フィラメント繊維 (B)が50〜20重量%とによって多層構造に形成された布帛からなる、少なくとも片面に立毛を有することを特徴とするワイピングクロス。
特 開
2007-126795
特 開
2007-126794
多孔質アクリル繊維の製造方法 繊維製品とした場合でも中空率が高くかつ中空率のばらつきが小さい多孔質アクリル繊維を特別な加工条件、設備投資を必要とせず、高い生産性で得る。
2007-126795【技術】 アクリロニトリル系ポリマー(A)とセルロースエステル(B)との混合体からなるアクリル繊維 を、アルカリ溶液により(B)成分を鹸化することを特徴とする多孔質アクリル繊維 の製造方法。かつ(C)成分がエステル系ポリマーであり、(C)成分を溶出する。
特 開
2007-126764
無縫製編物製品の抗菌消臭加工方法 無縫製編物製品の表裏面と内部の全面に光触媒剤を付着ムラなく実質的に均一に付着保持せしめ、抗菌性と消臭性に優れ、かつ、柔軟な風合いを保持でき耐選択耐久性と染色堅牢性に優れた無縫製編物製品の抗菌消臭加工方法を提供する。
【解決手段】無縫製編物製品を、光触媒剤とバインダーをそれぞれ0.5〜7.0重量%含有する20〜60の温度の水性処理液中に投入し、該処理液を循環させながら浴中加工後、脱水し、絞液することなく乾燥することを特徴とする無縫製編物製品の抗菌消臭加工方法であり、この加工方法は、特に、無縫製の編物製品で構成されたインナーウェア、スポーツウェアまたはフェイスマスクやペットウェアー等の加工に適している。
特 開
2007-126760
芯鞘型複合繊維 溶融液晶形成性ポリエステルからなる繊維は、摩擦によりフィブリル化しやすい、耐疲労性が低い等の欠点を有しているが、これらの欠点を著しく改善し、操業的にも優れた繊維を供給する。
【解決手段】芯成分が溶融液晶形成性ポリエステル(A)と屈曲性熱可塑性ポリマー(B)からなり、鞘成分が溶融液晶形成性ポリエステル(C)と屈曲性熱可塑性ポリマー(D)からなる芯鞘型複合繊維であり、芯成分の溶融液晶形成性ポリエステルの複合割合Rc(%)と鞘成分の溶融液晶形成性ポリエステルの複合割合Rs(%)との関係が、Rc>Rs 、Rc>50 を満足することを特徴とする芯鞘型複合繊維 。
特 開
2007-126759
極細ポリアミド繊維の溶融紡糸方法 本発明は極細ポリアミド繊維の溶融紡糸方法において、掛かる問題を解決し、更に製糸操業安定性に優れ、高い品質の製品を、より低コストで提供する。
【解決手段】環状に吐出孔を配列した紡糸口金からポリマーを押し出して糸条を形成し、前記口金下流に設けた糸条の内周または外周の全方向から冷風を吹き付ける冷却装置から吹き出される冷風により前記糸条を冷却固化させた後、糸条を挟んで向かい合う一対の給油ガイドにより前記糸条を集束し油剤を付与した後にインターレース処理を施し、巻取装置に3500m/min以上の高速で巻き取る単糸繊度1.0デシテックス以下、単糸数50フィラメント以上の極細ポリアミド繊維の製造方法。
特 開
2007-126758
ポリアミドフィラメント糸および製造方法 機能性薬剤の耐久性を向上させる微細孔を有するポリアミド糸およびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】特定の微細孔を有する無機粒子を特定量含有し、下記を全て満たすポリアミドフィラメント糸。(1)糸の繊維 長方向の5点における無機粒子の最大の濃度Diが0.8Da<Di<1.2Da、(2)糸の横断面において、繊維 横断面の中心に近いセグメントと、外周部から近いセグメントの2つに分割して、それぞれのセグメントの無機粒子濃度を測定した時に、濃度の高いセグメントの無機粒子濃度をDb、濃度の低いセグメントの微細孔を有する無機粒子濃度をDcとしたときに、Db<1.2Dc、(3)10μm以上の粗大粒子が0.01中3個以下、(4)無機粒子の粒径に対する重量分布の重量累積値が50%、75%となる時の粒径をそれぞれU1、U2としたときに、U2−U1<2μm
特 開
2007-126637
樹脂組成物、樹脂硬化物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 各種力学物性に優れた繊維 強化複合材料、およびこれを得るための樹脂組成物、プリプレグを、生産性を低下させることなく提供する。
【解決手段】次の構成要素[A]、[B]および[C]を含む樹脂組成物であって、その硬化物における構成要素[C]の凝集サイズが10μm以下であることを特徴とする樹脂組成物。[A]熱硬化性樹脂、[B]硬化剤、[C]カーボンナノファイバー
特 開
2007-125546
フィルター用不織布 粉塵の捕集性能や機械的特性に優れるフィルター用不織布を提供する。
【解決手段】平均繊維 径1〜8μmのポリブチレンテレフタレートまたはポリプロピレンテレフタレートからなるメルトブロー不織布と、平均繊維 径が10〜30μmのポリエステル系スパンボンド不織布が積層一体化されてなるフィルター用不織布。スパンボンド不織布がポリエチレンテレフタレートのみからなることが好ましい。またはスパンボンド不織布が、芯ポリエチレンテレフタレート、鞘が芯より低融点の共重合ポリエステルの芯鞘型繊維 みからなることが好ましい
特 開
2007-119992
アクリル系合成繊維およびその製造方法 従来のアクリル系合成繊維の製造時の操業性および加工性を損なうことなく、白色でかつ優れた導電性を有するアクリル系合成繊維およびその製造方法を提供する。
【解決手段】白色導電性微粒子を含むアクリル重合体層11と実質的に含まないアクリル重合体層12を繊維 軸方向に沿って3層以上接合して複合紡糸されたアクリル系合成繊維 およびその製造方法。【効果】白色導電性微粒子を繊維中に均一に練り込んだ場合より、少量の微粒子で高い導電性が得られ、生産時の操業性、機械物性、後加工性も良好である。
特 開
2007-119991
セルロース脂肪酸混合エステル中空糸 マルチフィラメントを構成する各単糸が繊維軸に連続して中空部を有し、軽量性、保温性及びソフト性に優れた衣料用に好適なセルロースエステル糸を提供する。
【解決手段】高い中空率を有し、単糸直径が小さく機械的特性に優れたセルロース脂肪酸混合エステル中空糸。具体的には中空率が10〜50%、引張強度が0.8cN/dtex以上、伸度が15%以上であることを特徴とする。又マルチフィラメントを構成する単糸の直径は100μm以下であり、セルロース脂肪酸混合エステルがセルロースアセテートプロピオネート、またはセルロースアセテートブチレートであることを特徴とする。単糸断面形状は円形、三角形、四角形等特に限定されず、又中空部が複数存在する中空糸であっても良い。
特 開
2007-119989
溶融紡糸方法および溶融紡糸装置 ハンドリング性、流動性が非常に悪い機能性粒子や顔料など粉粒体を、マスタバッチ化することなく、直接、熱可塑性樹脂に一定比率で連続添加して溶融紡糸する方法およびその装置を提供する。
【解決手段】注入法測定による安息角が35°以上の粉粒体Aを0.01〜10wt%の範囲で含有する熱可塑性樹脂繊維を溶融紡糸するに際し、熱可塑性樹脂の粉粒体Bの供給路の内圧を正圧に保つとともに前記粉粒体Aの貯留槽との内圧差を1000Pa以下に保ち、かつ、前記粉粒体Aを前記貯留槽から前記供給路へと1分あたりの供給量CV値が20%以下となるように連続添加しながら紡糸する。
特 開
2007-119977
高強度複合繊維 本発明は、耐摩耗性の改善された溶融液晶形成性ポリエステル(A)繊維において従来の高強度化技術では困難であった、固相重合された溶融液晶形成性ポリエステル(A)に複合される屈曲性熱可塑性樹脂の非晶化を進めることにより耐摩耗性が大幅に向上し、さらに細繊度も可能な複合繊維を提供するものである。
【解決手段】 強度10cN/dtex以上、かつ溶融液晶形成性ポリエステル(A)と屈曲性熱可塑性樹脂(B)の複合繊維において示差走査熱量(DSC)測定で結晶化温度ピークが観察されることを特徴とする高強度複合繊維 。
特 開
2007-119976
耐摩耗性の改善された高強度繊維の製造方法 屈曲性熱可塑性樹脂の結晶化を抑制して細繊度繊維 でも良好な耐摩耗性を有する溶融液晶形成性ポリエステル繊維 の製造方法。
【解決手段】 溶融液晶形成性ポリエステル(A)と屈曲性熱可塑性樹脂(B)からなり、少なくとも屈曲性熱可塑性樹脂(B)が繊維 表層に露出している複合繊維 を、屈曲性熱可塑性樹脂(B)の融点+20以上の温度、かつ0.001秒以上5秒以下の時間で高温短時間熱処理することを特徴とする耐摩耗性の改善された高強度繊維 の製造方法。
特 開
2007-119975
導電性混繊糸 導電性複合繊維 の複合形態を最適化することにより、繊維 表面での導電性能が高く、かつ製糸工程や高次工程での工程通過性に優れた導電性繊維 を提供する。
【解決手段】 導電性複合繊維と非導電性ポリエステル系繊維からなる導電性混繊糸において、導電性複合繊維が導電性カーボンブラックを15〜50重量%含有する熱可塑性樹脂Aと、繊維形成性ポリエステル系熱可塑性樹脂Bを接合してなり、その導電性複合繊維の単繊維横断面において、樹脂Aは少なくとも一点以上繊維表面に露出しており、樹脂Aと樹脂Bの接合面曲線DEの少なくとも一部が樹脂Aに向かって凸であり、その接合面曲線の最小曲線半径rと単繊維半径Rの比、r/Rが1.0以下であり、繊維横断面外周における樹脂Aが占める周長が全周長の2〜40%である導電性複合繊維と非導電性ポリエステル系繊維からなる導電性混繊糸。
特 開
2007-119936
皮革様シート状物用基材およびその製造方法 本発明は、有機溶剤を含有しないポリウレタン水分散液を用いて、マイグレーションを抑制せずとも、外観、風合い、物性に優れた皮革様シート状物を得るための基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】単繊維繊度0.001dtex以上0.5dtex以下の極細繊維が絡合してなる不織布に、軟化点が70以上150以下である自己乳化型ポリウレタンを含有する人工皮革様基材において、不織布を構成する極細繊維の単繊維同士が絡合しており、シート厚み方向に対して表面から1/3の深さまでに存在するポリウレタン重量の合計が、基材全体に存在するポリウレタン重量の合計の70重量%以上100重量%以下であることを特徴とする皮革様シート状物用基材である。
特 開
2007-119702
車体機構部品用ポリアミド樹脂組成物 本発明は、高コストなオートクレーブなどによる加熱工程を必要とせず、活性エネルギー線で硬化可能なカチオン重合性樹脂を用いて、衝撃後圧縮強度をはじめ様々な機械特性に優れた繊維強化複合材料を与えるプリプレグを提供することにある。
【解決手段】少なくとも次の構成要素(A)、(B)、(C)、(D)を含むプリプレグであって、構成要素(B)100重量部に対して、構成要素(C)を0.01〜20重量部含み、構成要素(D)がプリプレグ中に1〜20重量%存在し、プリプレグの内部よりも表面に高濃度に分布するプリプレグ。(A)炭素繊維、(B)カチオン重合性化合物、(C)ルイス酸のオニウム塩、(D)有機粒子
特 開
2007-119603
プリプレグ 簡易的な設備で大型の複合材料成型品の物性や品位を損なわないプリフォームを得ることが可能なプリフォームの製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】少なくとも下記(A)〜(D)の工程または手段を含むことを特徴とするプリフォームの製造方法および製造装置。(A)ツール面上に治具を配置し、その上に繊維 積層体を配置する繊維 積層体のセット工程または手段。(B)前記繊維 積層体の上側に前記治具の展開図形状に形成されたシートを、該シートの展開基準領域が治具の対応する面に実質的に重なるように配置するシートのセット工程または手段。(C)前記シートを介して繊維 積層体に圧力をかけることにより、繊維 積層体を治具の形状に沿わせた際に、治具とツール面で形成されるコーナー部に前記シートが密着しない位置に前記シートの端部を固定するシートの固定工程または手段。(D)前記シートを介して前記繊維 積層体に圧力を加える圧力付加工程または手段。
特 開
2007-118598
プリフォームの製造方法および製造装置 強化繊維基材を所定の形状に賦形し、該形状を維持したまま成形型に移載し、成形型上で強化繊維基材の形状を修正することなく、樹脂を強化繊維基材に含浸して、繊維強化樹脂部材を安定的に製造することのできる、信頼性の高い繊維強化樹脂部材の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】搬送具を具備する賦形型上の該搬送具上で、強化繊維基材を賦形した後、該強化繊維基材を搬送具ごと賦形型から分離して、成形型に移載し、続いて、該成形型内で強化繊維基材に樹脂を注入し、硬化させることを特徴とする繊維強化樹脂部材の製造方法。
特 開
2007-113154
炭素繊維前駆体繊維用ポリアクリロニトリル系重合体ならびに炭素繊維前駆体繊維および炭素繊維の製造方法 生産性、プロセス性を損なうことなく、引張強度、引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】極限粘度[η]が1.5〜2.2であって、耐炎化処理時の酸化深さDが3.6〜6.0μmかつDSCにより測定される湿熱下融点Tmが191〜200である炭素繊維 前駆体繊維 用ポリアクリロニトリル系重合体、ならびにそれを用いた炭素繊維 前駆体繊維 および炭素繊維 の製造方法。
特 開
2007-113153
ポリエステル高密度織物 ポリエステル系長繊維と導電性繊維を使用した防塵用織物の着用快適性を向上させるとともに、伸長した状態においても高い塵埃捕集性を有する防塵用織物を提供する。
【解決手段】経糸にポリエステル系マルチフィラメント糸を用い、緯糸に構成成分の少なくとも一方がポリトリメチレンテレフタレートで構成されるサイドバイサイド型もしくは偏心芯鞘型のポリエステル系複合繊維のマルチフィラメント糸を用いるとともに、さらに経糸および/または緯糸の一部に導電性繊維を用い、かつカバーファクター(CF)が1500〜3500であるポリエステル高密度織物。
ただし、カバーファクター(CF)=
x :織物の2.54cm当たりの経糸本数
y :織物の2.54cm当たりの緯糸本数
d :経糸のマルチフィラメント糸のトータル繊度(デシテックス)
d’:緯糸のマルチフィラメント糸のトータル繊度(デシテックス)
特 開
2007-113141
炭素繊維前駆体繊維束の製造方法。 乾燥緻密化時の単繊維間融着を抑制して、高性能な炭素繊維を製造することと同時に、シリコーン由来のスケール堆積を抑制し、焼成工程通過性を改善する。
【解決手段】油剤が付与された繊維束を、界面活性剤が含有された洗浄液と接触せしめ、前記油剤の少なくとも一部を除去する炭素繊維前駆体繊維束の製造方法。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
クラレ 特 開
2007-131977
特 開
2007-119950
導電性ポリビニルアルコール系繊維 実用上十分な機械的特性、及び耐熱性、導電性能を兼ね備え、紙、不織布、織物、編物などの布帛とすることが可能であり、帯電材、除電材、ブラシ、センサー、電磁波シールド材、電子材料をはじめとして多くの用途に極めて有用なPVA系繊維 、及びその製造方法を提供する。
特開2007-131977
【解決手段】 繊維 断面がスキン−コア構造であり、且つそのコア層に平均粒子径が500nm以下の硫化銅微粒子が微細に分散されてなることを特徴とする導電性ポリビニルアルコール系繊維 。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
東洋

特 開
2007-127444
保湿性評価方法 人の保湿性評価試験結果と対応が取れるin vitro試験にて保湿性効能を示す化粧品、日用品、医薬品、衣料品などの繊維 加工製品に関する簡便で再現性の高い保湿性評価方法を提供する。
【解決手段】3次元的組織細胞培養物に被験物質を接触させて、該被験物質の人の肌に対する保湿効果を予測する保湿性評価方法。
特 開
2007-126902
遮水構造およびそれに使用される保護マット並びに袋体 被覆層を安定した状態で法面に支持させつつ法面の急勾配化を可能にすることができる遮水構造およびそれに使用される保護マット並びに袋体を提供する。
【解決手段】岸に形成された法面に沿って保護マット8,10によって保護された遮水シート9が敷設され、保護マット10上面に、土質充填物を充填した袋体11がさらに敷設されている遮水構造において、保護マット10における少なくとも袋体接触面側、または袋体11における少なくとも保護マット接触面側に防滑処理が施されていることを特徴とする。
特 開
2007-126777
ダウン吹き出し防止性に優れたプリーツ加工された布団側地およびその製造方法 肌触りや吸湿性に優れ、低通気度であって表面凹凸感やストレッチ性にすぐれた布団側地を提供すること。
【解決手段】ダウン綿の吹き出しを防ぐ高密度織物であって、通気度が3/(・SEC)以下、経方向及び/又は緯方向の伸張率が5%以上であるプリーツ加工された布団側地。及び、通気度が1/(・SEC)以下の高密度織物をプリーツ加工する前記のようなプリーツ加工された布団側地の製造方法。
特 開
2007-125734
積層シート コストの過剰上昇がなく、防水材などの基布として用いて好適な積層シートを提供することを課題とする。
【解決手段】5%伸長時応力が40N/5cm以上の不織布(不織布A)と、5%伸長時応力が5N/5cm〜30N/5cmの不織布(不織布B)との間に補強繊維 が配置され、機械的交絡法によって積層されたことを特徴とする積層シート。
特 開
2007-119938
接着芯地用織物、及びその製造方法、並びに接着芯地 緯方向に優れたストレッチ性と張り・腰の両方を具備した接着芯地用織物(並びに接着芯地)を提供すること、またこの様な接着芯地用織物を工程通過性良く効率的に製造できる製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】カット長が43mm以上の潜在捲縮性コンジュゲートステープルファイバーと、この潜在捲縮性コンジュゲートステープルファイバーよりもカット長或いは平均繊維 長が短いセルロース系ステープルファイバーとが含まれた混紡糸を、少なくとも緯糸に用いた接着芯地用織物である。上記潜在捲縮性コンジュゲートステープルファイバーと上記セルロース系ステープルファイバーの紡績にあたっては、それぞれ別個に混打綿工程を行い、その後の練条工程でこれらを混綿する。
特 開
2007-113132
導電性織編物 低湿度環境下でも高い制電効果を与え、繰返し着用や洗濯操作等の物理的、化学的作用によっても制電性の劣化が少ない導電性織編物を提供すること。
【解決手段】単糸繊度が1.0デシテックス以上5.0デシテックス以下である繊維 表層に導電性高分子が付着し導電性が付与された繊維 からなる織編物であり、前記織編物の23、12%RH環境下の表面抵抗値Rpにおいて、初期値及び洗濯25回後の値が1×Ω/□以上1×Ω/□以下、前記織編物の23、12%RH環境下の表面電位Epにおいて、初期値及び洗濯25回後の値が200V以下であることを特徴とする導電性織編物。
再 表2005/044421 摩擦帯電濾材 ポリエステル系繊維 とポリオレフィン系繊維 との組合せで、低圧力損失で高い粒子捕集効率を発現できる帯電濾材を提供するものであり、さらには、「JIS D 1201(1977)自動車車室内用有機資材の燃焼性試験方法」による燃焼性区分が自消性であり、かつ焼却処分時にダイオキシン類を発生しない帯電濾材をも提供する。
【解決手段】ホスフィン酸化合物及び/またはスルホン酸化合物を含有するポリエステル系繊維 を少なくとも20質量%とポリオレフィン系繊維 を少なくとも30質量%含んでなることを特徴とする摩擦帯電濾材であり、また、前記ポリエステル系繊維 が、ホスフィン酸化合物及び/またはスルホン酸化合物がポリエステル分子鎖と共重合していることを特徴とする前記の摩擦帯電濾材である。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
旭化成 特 開
2007-119941
3層構造布帛 着用時快適で、かつ、発汗時にもべとつき感のない布帛を提供するものである。
【解決手段】一方の外層、および/または、中間層は撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維 を含有し、他面は非収縮繊維 を含有して構成された3層構造布帛であり、好ましくは撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維 を5〜80重量%以上含有することを特徴とし、さらに、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維 を含有する層と、非収縮繊維 を含有する少なくとも一方の外層とは部分的に分離していることを特徴とする。
特 開
2007-119940
2層構造布帛 着用時快適で、かつ、発汗時にもべとつき感のない布帛を提供する。
【解決手段】一方の外層は撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維 を含有し、他方の外層は非収縮繊維 を含有して構成された2層構造布帛であり、好ましくは撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維 を5〜80重量%以上含有することを特徴とし、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維 を含有する層と、非収縮繊維 を含有する少なくとも一方の外層とは部分的に分離していることを特徴とする。
特 開
2007-113122
編物 強力が高く、人、動物やものを低温から100程度までの高度な耐切創防止性、耐溶剤性、耐久性を有する編物を提供する。本発明の編物は、耐切創手袋、靴下、衣料、テント、ベルト、ケーブル、ホースなどに使用することができる。
【解決手段】 主たる繰り返し単位が1−オキソトリメチレン単位から構成されたポリケトン繊維 を用い、かつ、(1)2.54cm当たりのウエール数が10〜100、(2)2.54cm当たりのコース数が10〜200、を満たすことを特徴とする編物。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
ユニチカ 特 開
2007-118229
包装材 印刷を施すこと以外の方法により、美観性が付与された包装材を提供することを課題とする。また、容易に袋状に加工することが可能な包装材を提供することを課題とする。
【解決手段】 芯部と鞘部が熱可塑性重合体より形成される芯鞘型複合繊維 よりなる不織布に、熱可塑性重合体からなるマルチフィラメント糸がランダムな方向に堆積してなり、不織布とマルチフィラメント糸とは、熱接着により一体化しているシートからなる包装材。
特 開
2007-113163
耐候性長繊維不織布 農業、園芸、土木、産業用等の資材として用い得るものであって、耐候性がより向上した不織布を提供する。
【解決手段】 ポリエステル系長繊維 からなる長繊維 不織布であって、ポリエステル系長繊維 を形成するポリエステルは、カルボジイミド化合物と紫外線吸収剤を含有している耐候性長繊維 不織布。紫外線吸収剤が、ベンゾトリアゾール系あるいはベンゾフェノン系の紫外線吸収剤であることが好ましい。また、ポリエステル系長繊維 が、芯鞘型複合繊維 であって、ポリエステルが芯部を形成し、ポリオレフィンが鞘部を形成することが好ましい。
特 開
2007-113157
制電性経編地 静電気の発生を防ぎ、肌触りがよく、透け難く、かつ過酷な使用条件や洗濯方法に対しても寸法変化が少なく、着用時や洗濯時のピリング性、スナッキング性に優れ、さらには制菌性能や吸水性能をも有する制電性経編地を提供することを技術的な課題とするものである。
【解決手段】 導電性繊維 を0.01質量%以上、セルロース系繊維 を5質量%以上、フルダルポリエステル繊維 を50質量%以上含有する経編地であって、吸水吸湿加工及び制菌加工され、目付けが170〜270g/である制電性経編地。
特 開
2007-113156
熱接着性長繊維 鞘成分として低融点の共重合ポリエステルを用いたにもかかわらず、この長繊維 を使用して得られるメッシュシートやネット等の熱接着後の成形品の柔軟性を向上させることができる熱接着性長繊維 を提供する。
【解決手段】 鞘成分が融点140〜180の共重合ポリエステル、芯成分が鞘成分より高融点であるポリアミドで構成された熱接着性複合繊維であり、切断強度が3.0cN/dtex以上である熱接着性長繊維 。鞘成分は、テレフタル酸成分、脂肪族ラクトン成分、エチレングリコール成分及び1,4−ブタンジオール成分を含有する共重合ポリエステルであることが好ましい。
特 開
2007-113133
涼感性布帛 全く新しい機構により晴天下での運動発汗時に涼感性を実感できる布帛を提供することを技術的な課題とする。
【解決手段】 周期律第4族に属する遷移金属の炭化物微粒子を0.3〜10質量%含有する合成繊維から構成されてなる涼感性布帛。この涼感性布帛においては、ピックアップ率が60%となるように湿潤させ、20×65%RHに調整された恒温恒湿室内にて、30cmの距離から総ワット数2000Wの写真用レフランプにより光を照射した際の恒率乾燥速度が5.0g/分・以上であることが好ましい。
特 開
2007-112877
熱可塑性樹脂組成物及びそれからなる自動車部品成形体 高温多湿雰囲気下で優れた強度と振動疲労特性を有し、かつ、肉厚成形品において、内部ボイドやクラックの発生が低減される熱可塑性樹脂組成物及びそれからなる自動車部品成形体を提供する。
【解決手段】 脂肪族ポリアミド樹脂(A)90〜99.9質量%と、エチレン系アイオノマー樹脂(B)10〜0.1質量%からなる樹脂混合物100質量部に対し、繊維状強化材(C)を60〜200質量部配合してなる熱可塑性樹脂組成物。脂肪族ポリアミド樹脂(A)はナイロン66であることが好ましい。上記の熱可塑性樹脂組成物からなる自動車部品成形体。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
三菱レイ

特 開
2007-132657
横型熱処理炉及び熱処理方法 格別に大型の設備を必要とすることなく、熱処理室内で発生した有毒ガスの外気への漏出を完全に阻止すると共に、熱処理室内における温度制御が容易になされ、更には炉内ガスを含む気体の燃焼処理量を低減させることができる横型熱処理炉及び熱処理方法を提供する。
【解決手段】 横型熱処理炉(1) は熱処理室(2) の対向する両壁面(2a)に繊維 製シート(A) のスリット状の第1導出入口(3) を有し、前記繊維 製シート(A) が複数段を平行に走行し、同繊維 シート(A) には走行方向と直交する方向に熱風が吹きつけられる。更に前記両壁面(2a)に隣接してシール室(4) が設けられ、同シール室(4) の前記第1導出入口(3)に対向する外側の壁面には第2導出入口(5) が設けられている。前記第1及び第2導出入口はスリット状であり、その上下方向の開口寸法が調節可能とされている。
特 開
2007-113152
3葉断面繊維及びその織編物 優れた透け防止効果があり、紡糸、後加工等の各工程におけるガイド類等の摩耗が少なく、染色後の発色性にも優れ、従来にないパウダリーな風合いを備えた3葉断面繊維 及びその織編物を提供する。
【解決手段】3葉断面繊維 の3つの側面のうち、2つの側面の表層部に無機粒子が存在し、1つの側面の表層部に無機粒子が存在しない3葉断面繊維 であり、繊維 中の無機粒子の含有量が0.5〜1.5質量%であることがより好ましい。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
セ|レン 特 開
2007-119948
分割型複合繊維 緻密性、嵩高性、発色性に富んだ繊維 構造物を得るための分割型複合繊維 を提供すること。
【解決手段】一方が、芳香族ポリアミドと脂肪族ポリアミドのポリアミド樹脂組成物、もう一方が、該ポリアミド樹脂組成物と親和性のない繊維 形成性ポリマーからなることを特徴とする分割型複合繊維 。好ましい態様として、上記芳香族ポリアミドが、脂肪族ジカルボン酸と芳香族ジアミンを主要な構造単位とするポリアミドであることが挙げられる。また、ポリアミド樹脂組成物がナイロンMXD6とナイロン6からなること、その重量比率がそれぞれ35:65〜70:30であること、繊維 形成性ポリマーがポリエステル、ポリオレフィンであることが挙げられる。
特 開
2007-119946
オパール加工布帛 抜蝕部と非抜蝕部とにより立体感のある模様が形成され、かつ薄手でも強度に優れたオパール加工布帛を提供する。
【解決手段】2種の繊維 からなる布帛から得られ、1種の繊維 が除去されて透け感を呈する抜蝕部と非抜蝕部とが形成されたオパール加工布帛であって、前記抜蝕部が主にナイロン繊維 からなり、アトラス編もしくは二目編組織に編成され、非抜蝕部が、主にポリエステル系繊維 からなる層と、主にナイロン繊維 からなる層とから構成されたものとする。上記抜蝕部の光透過率は10〜50%であることが好ましい。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
大和紡績 特 開
2007-126806
捲縮性複合繊維及びこれを用いた不織布 耐熱性に優れ、熱加工の際の嵩減少(へたり)が小さく、初期嵩および嵩回復性の大きい不織布が得られる捲縮性複合繊維 及びこれを用いた不織布を提供する。
【解決手段】第一成分と第二成分を含む複合繊維 であって、前記第一成分は、ポリブテン−1を60〜95質量%とポリプロピレンを5〜40質量%とを含み、前記第二成分は、ポリブテン−1の融点よりも20以上高い融点を有するポリマーであり、繊維 断面から見たとき、前記第一成分は前記複合繊維 表面の少なくとも20%を占めており、前記第ニ成分の重心位置は前記複合繊維 の重心位置からずれており、前記複合繊維 は、波形状捲縮及び螺旋状捲縮から選ばれる少なくとも一種の捲縮を有している捲縮性複合繊維 。
特 開
2007-126780
ポリ乳酸系複合繊維及びこれを用いた不織布とクッション材 熱収縮が小さく、初期嵩に優れ、更に嵩回復性に優れ、柔軟で弾力性のあるポリ乳酸系複合繊維 及びこれを用いた不織布とクッション材を提供する。
【解決手段】融点が165以上であるポリL−乳酸を含む第一成分と、融点が100〜130のコハク酸等から選ばれる少なくとも一つの脂肪族ジカルボン酸成分と、プロピレングリコール等から選ばれる少なくとも一つのグリコール成分とから成る繰り返し単位を含む脂肪族ポリエステルを含む第二成分とを含み、第二成分が繊維 表面の20%以上露出するように複合紡糸した複合繊維 であって、JIS-L-1015に準じて測定される単繊維 乾熱収縮率が下記(1)及び(2)の物性値を満たす。(1)温度80、時間15分間、初荷重0.018mN/dtex(2mg/d)における単繊維 乾熱収縮率が2%未満。(2)温度120、時間15分間、前記初荷重における単繊維 乾熱収縮率が3%以下。
特 開
2007-118615
オレフィン複合シート 難燃化に好適で、廃棄処理が容易であり、製造コストの安いオレフィン複合シート及びこれに好適な強化複合不織布を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン樹脂を含むメッシュシート(1)の少なくとも片面に、ポリオレフィン繊維 を含む繊維 ウェブ(2,3)が積層されメッシュシート(1)と一体化されて複合不織布を形成しており、前記複合不織布の少なくとも片面に、オレフィン系樹脂層(4)が積層されている。前記メッシュシートの両面に、ポリオレフィン繊維 を含む繊維 ウェブが積層され前記メッシュシートと一体化されているのが好ましく、前記メッシュシートと前記繊維 ウェブとは、水流交絡により一体化されているのが好ましい。
特 開
2007-117875
ナノ粒子担持繊維及びナノ粒子担持繊維集合物 気体吸着機能を持つ親水性無機化合物を粒子表面とするナノ粒子を、ノーバインダーで固着・担持されているナノ粒子担持繊維 、及びナノ粒子担持繊維 集合物を提供する。
【解決手段】本発明のナノ粒子担持繊維 は、繊維 と、平均一次粒子径が1nmを超え100nm未満であり、親水性無機化合物粒子及び親水性無機化合物で被覆された粒子から選ばれる少なくとも一つのナノ粒子を含み、前記ナノ粒子は、少なくとも気体吸着機能を有しており、少なくとも粒子自体の吸着能によって繊維 表面に吸着し、固着・担持されている。
特 開
2007-111692
機能性分離材、ガス吸着材及びタバコ消臭用フィルター 繊維 表面に固着された機能性フィラーの脱落を防止し、かつ機能性フィラーの比表面積の減少を抑制することができるとともに、例えば、タバコのヤニ成分など臭気以外の成分の付着による機能の低下を防止する機能性分離材、ガス吸着材及びタバコ消臭用フィルターを提供する。
【解決手段】 本発明の機能性分離材(1)は、繊維 と、その表面の湿熱ゲル化樹脂と、前記湿熱ゲル化樹脂に固着された機能性フィラーとを含むフィラー固着繊維 を有しており、前記機能性フィラーが前記湿熱ゲル化樹脂を湿熱ゲル化したゲル化物によって固着されている機能層(3)と、前記機能層(3)の両面に、繊維 径が10μm以下の極細繊維 を含む目付0.5〜20g/m2の極細繊維 層を含む表面繊維 層(2)が積層されている。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
東邦テナッ
クス
特 開
2007-126793
積層体の裁断方法とプリフォーム基材及びそれを用いたプリフォームの製造方法 シート状の繊維 強化材を積層した、形状安定性に優れると共にフレキシブルでもあるプリフォーム基材又はプリフォームを提供することと、そのためにシート状の繊維 強化材の積層体を、作業効率良く裁断する方法を提供すること。
【解決手段】熱可塑性繊維 を交織した強化繊維 の織物を内層に含む積層体を、所望の形状に裁断するに際し、予め、この積層体の裁断ラインに沿って裁断ラインを含む一定の幅を加熱し、加熱部分の熱可塑性繊維 を溶融させ積層体を部分的に接着せしめ、次いで、この積層体を裁断ラインに沿って切断することからなる積層体の裁断方法、及び、得られたプリフォーム基材、並びにそれを用いたプリフォームの製造方法。
特 開
2007-122951
発熱体用炭素繊維フェルト及びその製造方法 従来のハロゲンランプ式ヒーターに比べ、環境への悪影響が少なく、発熱効率が良好なランプヒーターの発熱体に有用な発熱体用炭素繊維 フェルト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】厚さが1.0〜10.0mm、目付が100〜1000g/、嵩密度が0.05〜0.11g/、面方向の比抵抗値が0.17〜0.30Ωcm、厚さ方向の比抵抗値が0.20〜0.80Ωcmである特にランプヒーター用の発熱体に有用な発熱体用炭素繊維 フェルト、及び酸化繊維 フェルトのパンチングによる打込本数が200〜600本/平方インチ(31〜93本/)、目付が160〜1700g/、前記パンチング方向の厚さが2.5〜7.0mmのポリアクリロニトリル系酸化繊維 フェルトを不活性ガス雰囲気下で900〜2300で熱処理する発熱体用炭素繊維 フェルトの製造方法。

出願人 公開番号 発明の名称 課題
日東紡績 特 開
2007-119930
接着芯地およびその芯地を使用した洋服 接着芯地を表生地と貼合せたときに、大きく緯方向にカールするようにし、胸増芯などを使わなくてもボリューム感が出せるような芯地を提供すること、そのような芯地を使って、少ない芯地でもボリューム感を持たせ、極めて軽量で柔らかな着用感のある洋服を提供する。
【解決手段】 接着芯地における全ての緯糸がPTT繊維 またはPTTポリマーとポリエステルとのサイドバイサイド型繊維 からなる捲縮糸からなり、接着芯地は洋服の表生地と貼合せると、緯糸が収縮して、接着芯地が内側になるようにカールすることを特徴とする接着芯地、およびこのような接着芯地を少なくとも一部分の表生地、特に前身頃に適用して洋服を製作する。


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