2007年8月号

T.繊維学会誌、繊維機械学会誌等に2007年7月号で掲載された化学繊維素材の紹介記事

1.繊維学会誌

カーボンナノファイバーを導入したコンポジット繊維
  後藤康夫 繊維と工業 Vol.63,No7,(2007) p195〜199

 遠藤ファイバの名で知られるVGCF(気相成長カーボンファイバー)(繊維径約150nm、繊維長10〜20μmの微細炭素繊維を用いてナイロン6及びPVAポリマー中への分散によるコンポジット繊維について報告。
 様々なポリマーにCNTを微分散可能な普遍的な手段があれば望ましいが、実際には合成されたCNFの生原料の表面構造は様々であるため、母材となるポリマーの性質との相性を探索しながら導入手法を適宜合わせていく必要がある。特に高強度を指向したコンポジット繊維の作製については、今のところCNFの添加によってある程度高強度化の効果が見えていることが確認されたが、これをさらに高めていくには、いくつかの問題点を克服していく必要があろう。たとえば、絡み合いの少ない凝集構造を持つ原料の合成と分散方法、あるいはVGCFを通常の混合で行った場合には解砕不可能な凝集物ができるのを低減することなどが重要なポイントになると考えている。


2.繊維機械学会誌

紳士アパレルからテキスタイル業界へのお願い
  相馬成男 繊維機械学会誌 Vol.60,No.7(2007)p17〜26


アパレル生産現場が抱える問題の一つに材料としての素材の性質が理解できていないとの問題がある。この対策として、可縫性能データ(KES)の提供とATネット活用をお願いしたい。

物性データの流れ(ATネット使用時)



U.化繊協会加盟会社の直近1カ月の特許出願状況 (7月公開分)

PDFファイルをご覧ください(344KB)



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