2008年2月号

T.繊維学会誌、繊維機械学会誌等に2008年1月号で掲載された化学繊維素材の紹介記事

1.繊維学会誌

繊維学会シニアの新春放談 繊維と工業 Vol.64,No1,(2008) p2〜35
   科学の眼で文化財染色品を見ると 佐々木 良子 繊維と工業 Vol.64,No1,(2008)  p36〜44

文化財科学における材質分析として非破壊分析と破壊分析の例を紹介している。最初に 主な天然染料の名称と構造を紹介している。染色文化財の材質分析の手法は次の通りである。


2.繊維機械学会誌

ITMA2007視察記 繊維機械学会誌 Vol.61,No.1(2008)
  合繊機械 井上大治、松本智博 p48〜52

紡糸・巻取機の出展内容は、欧州市場をターゲットとしたBCF、PP等、高付加価値糸の紡糸・巻取一貫のコンパクトな生産設備およびコデットロール等コンポーネント単体の展示が主流であった。加工機は、自動機が主体で多品種加工に対応した技術力をアピールしていた。


  紡績機械 丸山直樹 p53〜56

リング精紡機は、ここ数年の主流であるコンパクトスピニング装置である。今回は、コンパクトスピニング装置にサイロスパン、ファンシーヤーン、コアヤーンといった付加価値の展示が目立った。


  革新精紡機 松本龍守 p57〜62

オープンエンドロータ方式の傾向は、全自動のハイエンド機とセミオートの中位機の2系統に分かれてきた。また、長大化により500ロータ仕様の機械が出現し機台長は70m弱に達し、ロータ回転数も16万回転での実演もあり一段と高速化が進んでいる。
ヴォルテックス方式は、村田機械以外の出展は無かった。セルフツイスト方式は、OEメカ式のラビングマシンを利用した長繊維用セルフツイスト方式の出展が2社あった。


  自動ワインダー 蓮井啓仁 p63〜65、 撚糸機 久保田安彦 p66〜69


  織機 諏訪満 p70〜78

織機の出展はレピアルームが半数、エアージェットルームが半数である。エアージェットは、インテリア、タオル、ウール、レピアではインテリア、産業資材、合繊が多く見られた。
インテリアと産業資材関連の出展が全体の4割を占めており、新しい素材への対応も含め、この分野が織機メーカーの技術力をアピールする場になっている。生産性は高速化と省エアー、省資源を狙い、多色化では、高い汎用性をアピールするレピアが8C仕様、また高速性をアピールするエアージェットが4C仕様にピークがある。
開口装置は、レピアが積極ドビー、電子ジャガードに集中、エアージェットは製織範囲の拡大を背景に積極カム、積極ドビー、電子ジャガードをほぼ均等に搭載している。


  丸編み機 飯田幸作 p79〜84

丸編み機の展示傾向は、ウルトラファインゲージと開反巻き取りフレームに特化される。
従来のウルトラファインゲージは、シングルニット、ダブルニットとも無地機(天竺、イ ンターロック)では36ゲージ、あるいは40ゲージであった。しかし、前回のITMAから 44Gのシングルジャージ機へと進化の兆しが見えはじめ当社も50Gのシングルジャージ機 を完成させ市場に投入した。
今回のITMAでは、無名のメーカーが62Gという派手なアッ ピールをしていた。開反装置は、各社とも編み機の編成部への接近性を改善し、調整を容 易にする目的で小型化を争う展示となっていた。


  染色加工部門 森本國宏 p85〜88

インクジェットプリント装置が盛況であった。高圧液流染色装置は、省水・省エネを志向した新型機種を展示していた。気流式の横型染色機の開発・展示があり、注目されていた。


U.化繊協会加盟会社の直近1カ月の特許出願状況 (2008年1月公開分)

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