2008年11月号

T.繊維学会誌、繊維機械学会誌等に2008年10月号で掲載された化学繊維素材の紹介記事

1.繊維学会誌

特集 最近の無機繊維 繊維と工業 Vol.64.No.10(2008) p318〜p350


 孔のあいた光ファイバー明暗二題 「ホーリーファイバーとファイバーヒューズ」
轟 眞市 p318〜p321

通信用光ファィバーとして、孔をあけて特異な物性を引き出すホーリーファイバーと、光による破壊の連鎖で孔があいていくファイバーシューズを紹介している。


   断熱材としてのセラミックファイバー製品の紹介と最近の動向 藤井 幹也 p322〜p327

セラミックファイバーとアルミナファイバーの製法、製品の製法、物性を解説している。


  生体溶解性繊維の特性とその応用 大霜 紀之 p328〜p332

アスベスト代替としてシリカを主成分として作られる生体溶解性繊維の特性とその応用を解説している。生体溶解性繊維は、EUの発ガン性カテゴリーで0に分類される繊維である。その応用は、耐火被覆材、工業加熱炉などである。


  グラスウール断熱吸音材の特徴と最近の動向 p333〜p335

グラスウールの特徴、製法、断熱性能と繊維特性、将来展望と課題などを解説している。


  エンジニアリングプラスチック用ガラス繊維 石野 光洋 p336〜p341

エンプラの複合化材について、ガラス繊維、収束剤、複合材の界面、その他の要求などについて解説している。


  炭化物系セラミックス繊維 成澤 雅紀 p342〜p346

無機繊維強化材の歴史的背景、前躯体法における技術的発展と先進セラミックス繊維、複合材料としての応用と複合化に伴う基礎的技術要素について解説している。


  ゾル・ゲル法による無機ファイバーの作製 幸塚 広光 p347〜p350

セラミックスと無機ガラス、ゾル・ゲル法の原理、ゾルが曳糸性を示すための条件・ゾル・ゲル法によってこれまでに作製された無機ファイバーについて解説している。


2.繊維機械学会誌

特集 ユニフォーム向け機能加工素材 繊維機械学会誌 Vol.61.No.10(2008) p665〜p687

 ユニフォーム向け機能加工素材特集に当たって 峯村 勲弘 p665〜p667

ユニフォームに要求される機能要素とその内容、要求される特殊機能(防炎・耐熱服、防寒服、化学防護服、放射線防護服、防塵衣・無塵衣、制電作業服)について概説している。


  わが社のユニフォーム用機能性素材  大橋 一宏 p669〜p672

日本毛織のユニフォーム素材として、超撥水・撥油加工素材、水洗い対応ウール素材、2ウエイストレッチ素材、制菌加工素材、大気圧プラズマ+深色加工技術について紹介している。


  わが社のユニフォーム用特化素材  長尾 英治 p673〜p676

帝人ファイバーのユニフォーム素材として、ワーキングユニフォーム用(制電繊維(芯・制電性ポリマー、鞘・レギュラーPET)、吸水・拡散繊維(四つ山扁平)、生地構造による吸汗・速乾素材、吸湿・保温素材、高性能制電素材、ケミカルリサイクル可能な高透湿防水素材)、オフィスユニフォーム(梳毛調PET素材、中空PET軽量素材、防透性素材)、白衣(高防透性素材、制菌素材)防塵衣(耐蒸気滅菌処理PET素材)を紹介している。


  ユニフォーム・スポーツ衣料用機能素材  表 雄一郎 p677〜p680

東洋紡績のユニフォーム素材として、断熱中空ガラス微粒子を活用した生地(透湿防水+断熱保温)、冷感生地(扁平断面PET+吸水冷却パウダー固着)、吸水・速乾生地(PET100%)、高耐久ニット生地(Y字形異型断面PET紡績糸+特化改質綿)、高強力ナイロン生地(ハイカウント高強力ナイロン糸+製織技術)を紹介している。


  ナノスケール加工技術の防汚素材への展開  柄澤 留美 p681〜687

東レのユニフォーム素材として、ナノスケール加工と同加工を応用した防汚加工(口紅・ファンデーションの汚れ落とし、SG及び防汚・撥水・撥油性付与、砂付着防止性能、皮脂やたんぱく質などのSR性付与)を紹介している。


  ハイテクで進化したナチュラルファイバー 「EBRIQ」  坂東 世理子 p689〜p693

倉敷紡績のユニフォーム素材として、電子線連続グラフト重合法による高機能ファブリック(消臭、吸湿・発熱、抗菌機能付与加工など)を紹介している。


   ユニフォーム用快適性機能加工 涼感加工「トレハクール」「通気防水加工」「μ−max」
辻本 裕 p694〜699

シキボウのユニフォーム素材として、涼感素材(トレハロースを繊維に結合)、通気防水加工(綿素材にスポンジ状の撥水性薄皮膜を形成)を紹介している。


  高速製糸用設備装置の開発(その3)−高速トラバース装置−  p700〜p702

上記シリーズの最終回として、高速トラバース装置の、1新しい高速トラバース装置、2糸落ち現象の対策、3結言で締めくくっている。


U.化繊協会加盟会社の直近1カ月の特許出願状況 (2008年10月公開分)

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